フリーランスで仕事をしていくことを決めた私、ついに開業届を出してきました!
「ついに」と書き出しましたが、
実態は非常にあっさりしたもので、税務署での滞在時間は5分ほど!
正直、「開業したぞ~!」という実感が持てないほどです(笑)。
今回は、私がどのように開業届を出したのか、
感想をまじえながら書いていきたいと思います。
どなたかの参考になれば幸いです。
開業届の作成
開業届はオンラインで簡単作成
まず、開業届の出し方を調べようと検索すると、一番上に出てきたのが「freee開業」でした。
書類作成から提出までをオンラインで完結できる無料サービスです。(オンライン提出については注意点があるので後述します。)
結論から言うと、私は書類の作成だけfreeeで行い、提出は税務署の窓口にしました。
詳しい知識がなかった私ですが、
フォームに入力するだけであっという間に作れてしまいました。
15分もかからなかったかな?
ナビゲーションも親切かつシンプルでわかりやすいからサクサク進められるんです。
PCだけではなく、スマホからも作れるんですよ。ほんとお手軽。
開業届に入力する内容
入力する内容は簡単なことばかりでした。
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
- 主に仕事をする場所(未定でもOK)
- 仕事の種類
- 仕事の概要
- 屋号(なくてもOK)
- 事業開始日
- 収入の種類
- 本人以外の従業員(給与を支払う相手がいる場合は入力が必要)
- 確定申告の種類
私の場合、フリーランスのWebライターやディレクターの仕事をしていくつもりなので、
「仕事の種類」には「フリーランス」、「仕事の概要」には「Webライター・ディレクター」と入力しました。
「確定申告」は、青色申告と白色申告から選択しますが、おすすめは青色申告となっています。
青色申告の場合は、事業開始日(開業日)から2ヶ月以内に申請しないといけませんが、
freeeで開業届を作成すると、青色申告承認申請書も同時に作成してくれるので、そのまま出せて楽ちんです。
窓口提出・郵送なら書類を印刷
必要項目の入力が完了すると、書類が完成します。
確定申告の種類を青色申告に指定した場合は、
①開業届、②青色申告承認申請書、③開業届の控え、④青色申告承認申請書の控え
の4枚ができているはずです。
オンラインで申請する場合は手続きをそのまま進めます。
私のように税務署に直接提出する場合は、これを印刷します。
開業届の提出(窓口・郵送・オンライン)
オンライン申請はスマホがおすすめ
マイナンバーカードを持っている方なら、PC・スマホからオンライン申請ができます。
ただ、PCの場合はマイナンバーカードを読み取るためのカードリーダーが必要です。
カードリーダーって、持っていない方の方が多いのではないでしょうか?
なので私は、オンラインならスマホからの申請をおすすめします。
でもカードリーダーがあれば確定申告もオンラインでできるようになるようなので、この際に購入しても良いかもしれませんね。
窓口での申請もすぐ終わる
続いては、窓口での申請について私の体験談を書いていきます。
まず、私の行った税務署では特に専用の窓口はなく、総合窓口で受け取ってもらえました。
どこの税務署でも同じかもしれませんね。
提出すると記載内容を確認されて、問題がなければそのまま受理されます。
freeeで作成すれば必要な内容はしっかり入力されているので、特に指摘されることはないと思います。
受理されれば、控えにハンコを押してもらって終了です!
会社に属さないフリーランスにとっては、この控えが一つの大事な身分証明となると思います。
私の場合は、子どもを保育園に預けるためにどうしても必要なものでした。
このために開業届を提出したかったと言っても過言ではないくらい。
屋号で銀行口座を開設する際にも必要になったりと何かと出番がありそうなので、大事に保管しましょう。
開業届を勤務の証明として保育園利用申請に使える?
開業届の提出については以上ですが、
先ほど書いたように、私はこれを勤務の証明として子どもの保育園の利用申請として提出予定です。
実際に提出したらまた記事を書きたいと思いますが、
事前に役所の保育課に問い合わせたところこんな説明を受けました。
現在子どもを保育園に預けていて、今後フリーランスで仕事をしていく予定なんですが、勤務証明には開業届を提出すれば良いですか?
そうですね。2年目以降は確定申告の書類でいいのですが、1年目だとまだそれがないので、開業届があればそれがいいですね。
他に提出するものはありますか?
開業届だけでもいいですし、業務委託契約書や、取引先とのメール、手掛けた仕事が掲載されているWebページなど、実績が分かるものを出してもらう場合もあります。
ただはっきりと決まっていなくて、こういった書類も必要かどうかは担当者の判断によるんですよね~。
「担当者の判断による」…(笑)。
ということで、フリーランスは新しい働き方とされていて、役所でもまだ扱いが定まっていない印象を受けました。
でも、フリーランスに厳しい制約がないことがわかりこのときはひと安心しました。
ただこれは自治体によると思うので、あくまで一例と考えてください。
まとめ
以上、開業届を出した話でした。
その名称とはうらはらに、意外とお手軽ではないですか?
私は税務署という場所に行くのも初めてで、勝手に「こわそう」と思っていましたが、
窓口の方にとってもにこやかに丁寧に対応してもらえて安心しました。
開業届を出そうか迷っているけど大変そうに感じている方がいたら、
freeeなどのオンラインのサービスがお手軽なので、おすすめですよ!
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